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聖書を学ぶ部屋

難しい箇所も、丁寧に読み続ける

なじみのない慣習、心を揺さぶる情景、矛盾に見える点など、すぐには答えられない問いと向き合う読み方です。

オリジナルレッスン · 読む、気づく、応える読み始める
聖書とともに歩む読む。気づく。また開く。

聖書箇所を読む

聖書本文 · 口語訳(1954/1955年版)ヨナ書 4:9–11

9しかし神はヨナに言われた、「とうごまのためにあなたの怒るのはよくない」。ヨナは言った、「わたしは怒りのあまり狂い死にそうです」。

10主は言われた、「あなたは労せず、育てず、一夜に生じて、一夜に滅びたこのとうごまをさえ、惜しんでいる。

11ましてわたしは十二万あまりの、右左をわきまえない人々と、あまたの家畜とのいるこの大きな町ニネベを、惜しまないでいられようか」。

01

何が難しいのかを、言葉にする

語句が分からない、背景になじみがない、別の箇所と矛盾するように見える、感情や倫理の面で受け止めにくい。難しさにはさまざまな種類があります。まず、問題を小さく見せずに説明します。

問いによって必要な助けは異なります。翻訳の注は語句を説明できても、倫理的な問いを解決するとは限りません。歴史的説明で慣習を知っても、受け入れられるようになるとは限りません。問いを分けると、学びをより正直に続けられます。

02

語り手、文章の種類、前後を確かめる

誰が話し、行動を報告、命令、問い直しているのか、それとも情景を描いているのかを確認します。物語は行動を描いても、必ずしも肯定してはいません。詩の強い表現は、全体で読む必要があります。

次に前後の場面や論旨を確かめます。困っている点を無理に説明し去るためではなく、問いが本文に即しているかを確認するためです。丁寧に読んでも残る難しさは、安心できる一般論に置き換えず、明確に記録しましょう。

03

実際の問いに答える資料を探す

何を明らかにしたいかを言えるときに、説明資料を使います。本文の根拠、歴史的な推定、神学的な解釈を区別しているかに注目します。主張が不確かなら、その不確かさもメモに残します。

複数の読み方があるなら、それぞれ何を説明でき、何が難しいままかを書きます。書物を学び、よく話を聞いてくれる人との会話が必要なこともあります。素早く断定する答えが、分かっている点と議論中の点を丁寧に示す説明より優れているとは限りません。

04

問いを残して休む、という選択を知る

いったん休むことは、問いを捨てることではありません。箇所、難しさ、確認したこと、次の一歩を記録し、別の場所を読み進めても構いません。広く読むと明らかになる問いも、長く考え続ける問いもあります。

確定していない解釈で、他人に圧力をかけたり、大きな決断を正当化したりしないでください。練習は、問いを丁寧に考える場です。根拠が揃う前に確信を主張する必要はありません。下の例では、ヨナ書の結びを使って、その姿勢を試します。

私たちによる説明 · 聖書本文とは別の文章

説明の実例

疑問:なぜ結びで、ヨナがとうごまを惜しむことと、ニネベの人々が比較されるのでしょうか。まず最終章全体を読み、ヨナに向けられる問いを記録します。

観察:ヨナの返答を記録せず、最後の問いを残して終わります。これは本文の特徴です。すべての聞き手がどう答えるべきかという説明は、観察を超える解釈として区別します。

次の一歩:第4章の冒頭にあるヨナの説明と結びを読み比べ、比較が何への関心や怒りを示すかを考えます。書かれていない最終場面を作らずに、この関係を調べられます。

自分で試してみる

実際に試してみる

難しい箇所と、具体的な問いを一つ書きます。語り手、文章の種類、前後、資料など、確認済みのことを加えます。再読の予定だけでもよいので、実行できる次の一歩で終えてください。

読みながら生まれる問い

背景を理解すると、すべての難しさが解消しますか?

いいえ。文脈によって意味が明らかになっても、大切な問いが残ることがあります。出来事を理解することと、描かれるすべての行動に同意することを分けて、問いを残してください。

二つの説明が、どちらもあり得ると感じたら?

それぞれの根拠と、不確かな点を記録します。問いを保留しながら読み続けても構いません。仮の選択を、唯一可能な結論として示さないようにしましょう。

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