聖書を学ぶ部屋

少しずつ知る。
もっと深く読む。

六つのレッスンと三つの読書ワークショップ。聖書本文、具体例、練習を通して、文脈、祈り、日記、日々のリズムを学べます。

6 レッスン · 3 読書ワークショップ
聖書とともに歩む読む。気づく。また開く。

聖書を学ぶ部屋

一つの問いを、もう少し深く。

読み方を深める六つのレッスンです。それぞれに聖書箇所、説明の実例、このページで試せる練習があります。今日の自分に役立つ問いから始めてください。

01日々の読書に取り入れる練習

初めての、丁寧な聖書の読み方

初めて聖書を開く方や、もっとシンプルな読み方に戻りたい方へ。読み始めてから振り返るまで、一通り試せるレッスンです。

このレッスンの内容

まとまりのある場面から始め、最初は出来事を追い、次は語り手、変化、結びに注目します。その後、本文で確かめられる気づき、まだ答えられない問い、自分の応答を三文に分けます。最初から確信を持つ必要はありません。終わりに参照箇所と、次に戻る場所を記録します。

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02日々の読書に取り入れる練習

聖句を、前後の段落と読む

ピリピ人への手紙のよく知られた一節を例に、文から文へとつながる考えを追う練習をします。

このレッスンの内容

印象的な一文にも、対話、詩、場面、論旨の中での位置があります。前後の段落と、理由や対比を示す言葉を追います。ピリピ4章では、乏しさと豊かさの話、そして援助への感謝を一緒に読みます。語り手やつながりが不明なら、読む範囲を広げましょう。

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03日々の読書に取り入れる練習

聖書箇所を、祈りにつなげる

詩篇の流れを丁寧に読み、感謝、不確かさ、答えのない問いも含めて、自分の応答を書きます。

このレッスンの内容

自分の経験に当てはめる前に、詩の流れを読みます。問い、願い、記憶、信頼の言葉に注目し、その一つに正直に応答します。共感しても、疑問を感じても、信頼が遠く感じられても構いません。引用と個人の祈りを分け、語り手と同じ気分になることを求めない読み方です。

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04日々の読書に取り入れる練習

気づきと問いを残す、読書ノート

箇所、気づき、疑問、応答を分けて記録する方法です。毎回、長い文章を書く必要はありません。

このレッスンの内容

参照箇所、気づき、疑問、応答の四行でも、役立つ記録になります。気づきは本文で確かめられる細部、応答は自分が考えたいことです。次の章を読んだら以前の記録に戻り、変わった点を加えましょう。最初の印象を最終結論にせず、理解の過程を残せます。

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05日々の読書に取り入れる練習

暮らしに合う、聖書の読書習慣

短くてもまとまりのある読み方と、余裕のある日の読み方を用意します。生活が変わったときに戻る方法も考えましょう。

このレッスンの内容

短い形と、余裕のある日の形を用意します。同じ箇所で、時間が少なければ一度読んで気づきを一つ、余裕があれば再読と文脈、応答を加えます。閉じる前に次の場所を決め、数回読んだら回数と気づきの両方を振り返ります。続けにくければ、具体的なことを一つ調整します。

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06日々の読書に取り入れる練習

難しい箇所も、丁寧に読み続ける

なじみのない慣習、心を揺さぶる情景、矛盾に見える点など、すぐには答えられない問いと向き合う読み方です。

このレッスンの内容

答えを探す前に、何が難しいかを言葉にします。語句、慣習、倫理的な問題、矛盾に見える点では必要な助けが違います。語り手、文章の種類、前後を確かめ、実際の問いに根拠付きで答える資料を探します。不確かな点を残しながら、読み続けることもできます。

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聖書の読み方ワークショップ / 01

教訓を探す前に、場面を追う

マルコ4章35〜41節を使います。生活とのつながりを決める前に、場面で何が変わるかを説明する練習です。

聖書本文 · 口語訳(1954/1955年版)マルコによる福音書 4:35–41

35さてその日、夕方になると、イエスは弟子たちに、「向こう岸へ渡ろう」と言われた。

36そこで、彼らは群衆をあとに残し、イエスが舟に乗っておられるまま、乗り出した。ほかの舟も一緒に行った。

37すると、激しい突風が起り、波が舟の中に打ち込んできて、舟に満ちそうになった。

38ところがイエス自身は、舳の方でまくらをして、眠っておられた。そこで、弟子たちはイエスをおこして、「先生、わたしどもがおぼれ死んでも、おかまいにならないのですか」と言った。

39イエスは起きあがって風をしかり、海にむかって、「静まれ、黙れ」と言われると、風はやんで、大なぎになった。

40イエスは彼らに言われた、「なぜ、そんなにこわがるのか。どうして信仰がないのか」。

41彼らは恐れおののいて、互に言った、「いったい、この方はだれだろう。風も海も従わせるとは」。

前後を含めて章を読む

編集による振り返り · 聖書本文ではありません

01始まりの状況を確かめる

夕方、イエスは向こう岸へ渡ることを提案し、弟子たちはイエスを舟に乗せます。出発した後で嵐が起きます。「人生の嵐」というテーマからではなく、この具体的な展開から始めましょう。後で生活を振り返ることはできますが、それは本文を読む代わりにはなりません。

02問いの変化を追う

弟子たちは最初、死にそうな自分たちを気にかけてくれないのかと尋ねます。風と海が静まると、イエスは恐れと信仰について問いかけ、最後に弟子たちはイエスが誰なのかを尋ねます。この三つの動きを自分の言葉で書きましょう。危険が去った後にも、イエスについての問いが残る点に注目します。

03本文の観察と、自分の応答を分ける

観察とは、本文で示せることです。例えば、風がやんだ後も弟子たちの恐れが描かれています。応答は、結果を制御できないときの信頼を考えるなど、自分の生活との対話です。両方を残せますが、個人の結論を聖書の一文のように示さないでください。

聖書の読み方ワークショップ / 02

正直な祈りを、書き始める

詩篇13篇全体を使います。難しい冒頭を急いで通り過ぎず、祈りの流れを聞き取ることが目標です。

聖書本文 · 口語訳(1954/1955年版)詩篇 13:1–6

1主よ、いつまでなのですか。とこしえにわたしをお忘れになるのですか。いつまで、み顔をわたしに隠されるのですか。

2いつまで、わたしは魂に痛みを負い、ひねもす心に悲しみをいだかなければならないのですか。いつまで敵はわたしの上にあがめられるのですか。

3わが神、主よ、みそなわして、わたしに答え、わたしの目を明らかにしてください。さもないと、わたしは死の眠りに陥り、

4わたしの敵は「わたしは敵に勝った」と言い、わたしのあだは、わたしの動かされることによって喜ぶでしょう。

5しかしわたしはあなたのいつくしみに信頼し、わたしの心はあなたの救を喜びます。

6主は豊かにわたしをあしらわれたゆえ、わたしは主にむかって歌います。

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編集による振り返り · 聖書本文ではありません

01繰り返される問いに留まる

冒頭では、いつまで続くのかという問いが繰り返されます。忘れられた思い、日々の悲しみ、敵の勝ち誇る姿が祈られています。先へ進む前に問いを数えましょう。繰り返しによって、難しさは結末への短い導入ではなく、読者が留まる時間になります。

02願いと、言葉の転換に気づく

3〜4節では、目を向け、答え、明るくしてほしいと願います。5〜6節では、信頼、喜び、歌うことへ言葉が移ります。詩篇はこの流れを示しますが、どれほど時間が経ち、状況がどう変わったかは述べていません。書かれていない出来事で空白を埋めないようにしましょう。

03自分の言葉を見つける

この流れは、感じ方の義務ではなく、書き始める手がかりです。つらいことを述べ、助けを求め、支えになっているものを思い出せます。今日は最初の部分しか書けないなら、そこで止めて構いません。日付付きの未完成のメモも、正直な記録として戻る場所になります。

聖書の読み方ワークショップ / 03

好きな一節だけでなく、つながりを読む

ピリピ4章4〜9節を使います。一文を切り離さず、つながった勧めの流れを追う練習です。

聖書本文 · 口語訳(1954/1955年版)ピリピ人への手紙 4:4–9

4あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。繰り返して言うが、喜びなさい。

5あなたがたの寛容を、みんなの人に示しなさい。主は近い。

6何事も思い煩ってはならない。ただ、事ごとに、感謝をもって祈と願いとをささげ、あなたがたの求めるところを神に申し上げるがよい。

7そうすれば、人知ではとうてい測り知ることのできない神の平安が、あなたがたの心と思いとを、キリスト・イエスにあって守るであろう。

8最後に、兄弟たちよ。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。

9あなたがたが、わたしから学んだこと、受けたこと、聞いたこと、見たことは、これを実行しなさい。そうすれば、平和の神が、あなたがたと共にいますであろう。

前後を含めて章を読む

編集による振り返り · 聖書本文ではありません

01勧められている行動を挙げる

喜ぶこと、寛容、祈り、感謝、思いを向けること、実行することが語られます。登場する順に書き出してください。他人へ向かう姿勢から、願いや思いへ、そして学んだことを行うことへと、視線が移る様子に注目します。

02隣り合う文を、一緒に読む

心配についての勧めは、感謝とともに願いを神に伝えることへ続き、その後に平安の言葉があります。価値あることに思いを向ける勧めには、実行の勧めが続きます。このつながりは重要です。ただ気持ちを変えよという、切り離した命令ではありません。

03具体的に説明できる応答を選ぶ

段落から行動を一つ選び、具体的にします。寛容ならメールの書き出し、感謝なら受けた助けを挙げること、思いを向けることなら繰り返し考える内容の見直しかもしれません。問題が消えるという保証にせず、何をしようとしているかを明確に書きます。

読書のそばに置きたい四つの言葉

観察は本文にある事柄、文脈は周りの情報、解釈は意味についての考え、適用は自分の暮らしでの応答です。分けて書くと、メモがわかりやすくなります。

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